飛行機に乗って海外旅行をするように、宇宙船で旅する“宇宙旅行時代”が間もなく訪れようとしています。ASTRAXに出合い、宇宙を舞台に夢を実現しようとしている人たちは、普段は何をしていて、どのようなことをきっかけに宇宙とかかわるようになったのでしょうか。宇宙に活躍の場を広げようとする“ASTRAXな人たち”をご紹介します。


Episode 7 ワーキングマザー | 川上泰子さん
無重力体験をしたことが、人生観を大きく変える一歩になった
ワーキングマザーでも夢を目指せる、そんな勇気を与えたい
── まずは、簡単な自己紹介をお願いできますか?
普段は普通のワーキングマザーとして、仕事をしながら2人の子どもを育てています。宇宙を目指しているワーキングマザーなので、宇宙ワーママという名称で活動しているんです。
宇宙を目指すことにしたのは3年半くらい前なのですが、明確な理由があったわけではなく、直感的に決めました。ワーキングマザーは、忙しいイメージを持たれることが多いですが、そんな人でも夢を目指せることを知ってもらいたいんです。私の活動を通して、他のワーキングマザーの方にも勇気を与えていきたいなと思っています。

無重力体験をしたことで、身体だけじゃなく、心も無重力になった
── 宇宙を目指すことを決めた後、無重力体験に参加されたと伺いました。
宇宙を目指そうと決めたときは、まだ何も接点はなかったんです。そこで「宇宙に行きたい」といろんな方に話をしていたら、ある方が無重力体験を勧めてくれたんです。無重力体験をすれば、宇宙を目指す人と繋がるかもしれないという話を聞いて、とても興味を持ちました。正直、それまでは無重力体験にまったく興味はなかったんですけどね(笑)その後アドバイスに従って、無重力体験にチャレンジしてみました。


── 無重力体験をしてみて、いかがでしたか?
初めて尽くしの時間を過ごせました。無重力体験は初めてでしたし、山崎大地さんにも初めてお会いできましたし、あっという間に時間が過ぎていきましたね。それまでは重力があることが当たり前だったので、意識をしたことはありませんでした。でも、無重力を経験したことで、重力に縛られていたんだなと実感したんです。身体だけでなくて、心も縛られていたのかもしれないと感じましたね。
自分が当たり前だと思っていたことが当たり前じゃない、と思うことは誰でもあると思うんです。私にとっては、無重力体験をしたことで、自分の当たり前を覆せました。心も無重力になって、以前とは違う視点で考えられるようになりましたね。
無重力体験をしたことで、視野が広がったり、宇宙好きな人と出会えたりしたので、ここから私の宇宙人生が始まりました。
ASTRAXの活動が広がってほしいし、私も広めていきたい
── ASTRAXや山崎さんとの出会い、その時の印象を覚えていますか?
宇宙を目指そうと思ったときから、宇宙関連の方に3人は会おうと思っていました。民間宇宙飛行士の方や、宇宙事業をしている有名な起業家の方にお会いしました。3人目にお会いしたのが、山崎大地さんです。
3人ともすごい方ですが、とくに山崎さんの人柄は素敵でしたね。話をしていると、「オッケーだよ、一緒にやろうよ、宇宙に行こうよ!」みたいな感じで話してくださるんです。包み込むような温かさがあり、安心して任せられるので、私も一緒にASTRAXで活動がしたいと思えました。
── 川上さんにとって、ASTRAXはどんな場所になっていますか?
ASTRAXは、安心して宇宙にどっぷり浸れるコミュニティです。ASTRAXの一員であることはとても誇らしいですが、同時に責任も感じています。ASTRAXが目指している宇宙開発や宇宙旅行が実現できるようになれば、みんなが幸せになれるんじゃないかと思います。この活動がどんどん広がり続けて欲しいし、私自身でも広めていきたいと思っています。

ASTRAXが目指している宇宙観は、みんなが共有し、広げられる可能性がある
── 最後にASTRAXに期待していることがあれば、お聞かせください。

ASTRAXの宇宙観は、私たちだけでなくて、日本人みんなが共有できることだと思っています。共有するだけじゃなくて、広げていくこともできる。ASTRAXは、誰かが夢のために行動することで、他の人に勇気を与える。そういう夢に向かっている人を応援していく。そんなコミュニティなんだと思っています。
私の場合は宇宙が好きで、行くことを目指しています。ワーキングマザーの私が宇宙を目指していることで、それが人に勇気を与えられたらなと思っています。最終的には、宇宙じゃなくて、他のことでもいいんです。夢に向かって努力して、それが人に勇気を与えて、その輪が広がっていく。ASTRAXには、これからもこの活動を通して、自分の夢に向かっていく輪を広げてもらいたいです。
私もこの輪に入ることができたので、さらに広げていけるように、宇宙を目指し続けたいと思います。
プロフィール
川上泰子(かわかみ・たいこ)
大学卒業以来、金融サービス会社勤務、子2人
夫の看病中、宇宙に行くと決意
民間宇宙飛行士山崎大地さんと出会い、成層圏宇宙旅行を申込む
山崎さんをはじめ、たくさんの応援をエネルギーにして一歩一歩前進中
無重力体験・国連世界宇宙週間イベント参加等精力的に活動
ワーキングマザーという立場で宇宙にいく